拾った仔猫たち。

2020/09/11

 


普通に猫を飼っていた我が家に、大きなお腹を抱えた野良ネコが突然やって来たのが数年前の夏頃で、これまた突然姿を見せなくなってしまったと思ったら物置でか細い鳴き声が。

まさかと思い見に行くと野良母が仔猫を産んでおりました。3匹。


マジかよ・・・

と思いつつ、このまま放っておけば確実に死んでしまうような状況だったので、とりあえず獣医さんの指示に従いママ猫にエサを与え、出来るだけ敷地外へ出て行かないよう気を配りながら見守り続けました。




いざ出陣。素早く回収作業開始


何度か居場所を変えながらもうちの敷地内を出て行かないママ猫親子。安心です。
ある日、出かけようと車を下げたらまさかの車の下に猫親子が。
轢かなくて良かった・・・
予定を返上して、そのまま仔猫達を回収しました。
ちなみにママちゃんはビックリして逃げました。そりゃそうだよね。ごめんね。

とりあえず、回収した仔猫たちを獣医さんに診てもらい、その日から3匹を育てる生活が始まりました。


ママ猫が子供たちを探して鳴き喚く


仔猫たちを家の中に入れてすぐ、ママ猫が子供たちを呼び続けます。
それはもう必死で。
ママちゃんと仲良くできないかとコソ~っと近付くと鬼のような形相で威嚇されました。
めっちゃコワイ。
子供を返せと怒っているのでしょうが、戻す訳にはいかないし・・・
そして気の毒な位に鳴きながらもしっかりとエサだけは食べにやってくるママちゃんはとっても可愛かったです。


仔猫だけでなく、ママ猫も獣医さんの元へ

なかなか近寄れず、捕獲を試みるも数度の失敗を繰り返しましたが色々な奇跡が起こり捕獲に成功した上にそのまま獣医さんの元で避妊手術をしていただける事になり、動物病院に直行しました。丁度キャンセルが出たそうで、家に電話がかかってきたんですよね。
獣医さんたちに手術の相談をしておいて良かった。
捕獲直後になんというミラクル。

野良だしどんな病気を持っているかわからないし、何よりこのママちゃんは超絶コワイ子なので(この時も毎度威嚇されてた)、病院に運ぶのも緊張しましたよ。
引っ掻かれるのが怖かったので私は皮の手袋をはめて運びました。


その頃の仔猫たち



ダン箱の中でくつろいでいました。
でもずっとこのままという訳にはいかないので、昔のワンコと先住猫が使っていた檻を引っ張り出してきてそこに収納する事に。





めっちゃ見つめ合ってる・・・

この巨大猫はボランティアさんを通して保健所からやって来たのですが(生後2か月位の頃)、この当時でまだ1歳ちょっとの若い猫だったんですよね。
なのでこんな小さい仔猫を苛めたりしないか冷や冷やしましたが杞憂に終わりました。







ブレッブレだけど左上からこちらを見る猫が。
気になるんだろうなぁ・・・







この大きさの違いよ(笑)
しかし手を出さなくて良かった良かった。
後ろのらっきょ酢は気にしないでね。







仲良く荒ぶっています。


うちにはもう猫がいるし、犬もいるのでこれ以上は飼わないでおこうと思って里親さんを探したのですが、引き取り手が現れなかったので結局我が家の一員になりましたよ。
3匹とも。
一気に猫が5匹になってしまった。どうしてくれる。(ママちゃん含む)

あれから約3年。
なぜかこいつらも巨大化しました。



左からミケ子、先住のにゃー、くろすけ、茶太郎。
あとはワンコとママちゃんですね。
この2匹についてはまた後日ということで。

小柄なママちゃんから産まれたとは思えないほどに大きくなりましたよ。
猫ってもうちょい小さい生き物じゃなかったっけ?




白目むいて寝てるよ。
元野生児とは思えない程の家猫っぷりであります。

しかしよくここまで育ったもんだ。
あまりの小ささに死んじゃったらどうしようと必死で世話をしてきましたからね。
大きくな~れ~と育ててきましたがここまで巨大化するとは。
猫風邪をひいたりして少し大変な時もあったけど、元気に育ってくれて何より。
できればもう少し大人しくしていてほしいものです。





QooQ